葉酸とは

葉酸は、水溶性ビタミンの一種です。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸シチンとも呼ばれ、ヒトの血液生成に非常に大きな役割を果たします。特に、妊娠前・妊娠中の女性が摂るべき栄養素であると厚生労働省も推奨しています。

葉酸の働き

• ビタミン代謝、タンパク質生合成、アミノ酸代謝。
• 妊娠中は胎児が細胞分裂を繰り返して大きくなる際の必要な栄養素

葉酸が不足すると

• 妊娠中はお腹の中の胎児に影響が出るリスクが増加します。
• 動脈硬化に繋がる可能性があります。

葉酸はどんな食べ物に多く入っていますか？

• えだまめ、あさつき、アスパラガス
• うまぎ、牛や豚鶏肉の肝臓

葉酸はこんな人におすすめ

• 妊娠前、妊娠中の方
• お酒をよく飲む方

葉酸を摂りすぎるとどうなりますか？

一日の摂取基準を超えた葉酸の過剰摂取は、発熱・かゆみ・呼吸困難・じんましんなどのリスクがあります。また、亜鉛の吸収を妨げると言われています。

葉酸の豆知識

レシチンという名称は多義にわたる「通称」で、単にレシチンといっても、他の物質との化合物や多くの物質のことを指します。しかし、これは日本の話で、アメリカではレシチンとはフォスファチジルコリンそのものを言います。